光ファイバーでネットにつないでいるのに速度が遅いのはなぜ?
一日24時間の中でインターネットが早くスムーズに繋がるときと、遅くて中々繋がらないときがあるときは回線が混み合っている可能性があります。常に遅い時は機器トラブルが考えられます。回線速度を早くする対処方法を説明します。
速度低下が夜間のみであれば回線の混雑が原因である可能性が高い
光ファイバーを使ったブロードバンド回線でインターネットに接続しているにもかかわらず、速度がまったく出ないという場合、考えられる原因と改善策はそれぞれどのようなものになるのでしょうか。
まず原因ですが、最初に考えられるのは単純に回線が混み合っているからというものです。
特に、朝から夕方までであればかなり速度が出るのに、午後9時、10時辺りから突然遅くなってくるという場合は回線の混雑が理由であることがほとんどです。
回線の混雑で遅くなっている場合、基本的に利用者側で改善できることはほとんどありません。
プロバイダ業者が設備を増強して、多くのアクセスをさばけるようにならないと難しいです。ただ、うまくいく可能性はそれほど高くないですが、一度、回線を切断してIPアドレスを変更すると速度が回復することがあります。
参考サイト:スピードテストをする時の心得と、遅いときの対処法
一日中遅い場合は機器トラブルを疑おう
回線自体に問題がある、あるいはプロバイダの設備が不調で速度が出ないということもあります。こうした機器トラブルによる速度低下は、混雑時の低下のように一時だけではなく、朝から晩まで一日中遅いのが特徴です。
常に速度が遅い場合はプロバイダと回線業者に連絡して調査してもらいましょう。
トラブルの原因が確定されれば修理されて、速度が正常に戻る可能性が高いです。
ただ、プロバイダ、回線業者とも「当社の設備には問題なく、ヘビーユーザーによって速度低下が発生している可能性がある」と報告してくることも少なくありません。
個人が利用する光ファイバー回線は、近隣の住民と共有して使うことがほとんどで、その共有者が一日中、大量のファイルをダウンロードしたり、アップロードしている場合、回線が圧迫されて速度が落ちてしまうのです。
参考サイト:インターネットの開通工事って何するの?