そもそも回線速度の平均はどのくらい?
インターネットの回線速度って平均はどのくらいか知ってる?スピードは回線業者によって違いがあるって知ってた?回線速度のしくみとインターネットの速度を改善するための方法を説明します。
インターネットの回線速度の仕組み
インターネットの回線速度の平均はおおよそ20Mbpsです。
よく一般的に100Mbpsという表現を耳にしますがこれはあくまで最大速度であって、この速度が実際に出ることはほとんどありません。
インターネット回線のスピードは回線事業者が提供する回線そのものの性能とプロバイダによって変わります。
回線事業者が提供する回線はインターネットにつなげるための道のようなものですが、この道は何本も無限にあるわけではなく突き詰めると大きな回線事業者が保有している有数の回線を最終的には通る仕組みです。
そしてこの回線を通る権利を複数のプロバイダが小分けした状態で持っているのです。
よって、インターネット回線のスピードは回線事業者の回線そのものの性能(物理的に光ファイバーか、電話線か)が高いか低いかと、それを使う各プロバイダ会社がどのくらいの優先権利を持っているかによって左右されます。
参考サイト:インターネットの規制や制限について
インターネットの速度を改善するための方法
インターネット回線のスピードが平均の20Mbpsを下回っている場合、回線そのものを改善するかプロバイダを変更するかの対策を行うことで改善させることができる可能性があります。
回線そのものがあくまで例えばですが最大50Mbpsしか出ない回線であった場合、契約中のプロバイダが仮に回線の1/10を専有したとしても5Mbps以上出すことはできません。
よってまずは回線そのものの性能や仕様を確認し、弱い回線の場合は回線業者を変更することが1つの選択肢です。
また、もう1つの選択肢はプロバイダを変更することです。回線自体は最大1Gbpsとそれなりの回線であったとしても、その中で確保できる通信容量が5Mbpsしかないプロバイダと契約していては高い通信速度を出すことはできません。
プロバイダによっては上位から何階層にもぶらさがって仕入れ販売しているところもあるため、ある程度の通信容量を確保している上位プロバイダに変更することで大幅に通信速度を向上させることも可能です。
参考サイト:回線速度が遅い原因と改善策